お客様は神様では無いということ
人気ブログランキングでフォロー 中澤塾 - にほんブログ村
ビジネススキルランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

よく勘違いしている方がいるのですが
お客様という立場は『偉い』と
錯覚していませんか?

または周りにそういう方はいませんか?

 

断言します。

お客様は偉くも何ともありません。

 

僕は商店と顧客は対等な関係だと思っています。

 

考えてみてください。店と客の関係を。
提供する商品を購入するかどうかだけの関係なのです。たまたま目の前にいるのがあなたなだけで、
別にあなたじゃなくても店は構わないのです。

ただ社会人として、赤の他人とやり取りするので

丁寧に下手に出ているだけなのです。

店は商品を提供していて対価の金銭を
受領するだけであり、
あなたを神様にするというサービス料金は
含まれていません。

それを勘違いしている人がどうしても一定数いるんですよね。

例えば夜職なんかはお客様を神様にしますけど、それはその対価を貰ってますし、その決められた時間だけ神様にしてくれるというだけです。

ちなみに僕は夜職経験もあるので、それなりに色々知っています。

 

僕はサービス業に携わって17年くらいなのですが、何度かこのやり取りをしています。

 

客『お客様は神様だろ!』

僕『違います、お客様ではありますが、神様ではありません』

 

店員=目下の人間

だと錯覚しているんですよね。

 

僕はこういう人達は出入り禁止の措置を取るようにしていました。

客が店を選ぶのと同じように、店も客を選べるということです。

 

何故こんな話をしているかと言うと、

こんな当たり前の主張が出来ない店員が多すぎるのです。末端ならともかく、部下を持つ地位であっても出来ない人もいます。

困ったものです。

幹部クラスが毅然とした対応が出来なければ、あなたの部下はどう思うでしょうか。

あなたに守ってもらえると思えるのでしょうか。上司として戦うべき時に戦えないなら

降職するべきです。

上司が、会社が最初から毅然と対応していれば『カスハラ』なんて言われてますが、

そんな言葉も生まれなかったのではないでしょうか。

少なくとも僕は自分の部下にそういう思いをさせて来なかったとハッキリ自信を持って言えます。

 

利益は確かに大事です。綺麗事だけでは

食べていけないのもわかります。

対等とは言っても利益も欲しいわけです。

しかし、人としての誇りを失ってまで

僕はビジネスをやっていこうとは思いません。その損失は他のビジネスで埋めます。

顧客は自分で選びます。

勿論、僕の出来る最大限の礼儀で対応しますし、普通の方であれば揉める事もありませんのでご安心ください。

 

これの逆で横柄な店員とかもいますけどね。

大人になれないまま社会に出ちゃったんだなと悲しくなりますね。

年配でも若者でも一定数はいるんですよね。

 

皆さんも仕事をする以上はお客様を抱える事になると思いますが、必要以上に謙る必要は無いですし、神様扱いする事は止めましょう。

 

つまりは

 

『大切な人』なので丁寧に扱う

 

という事です。

 

 

ふと思ったので記事にしましたが、

中澤塾の塾生や読者の方は、きちんと礼儀を弁えた言動を今後もお願いします。

 

POINT

店と客は商品の受け渡しだけの関係だということ

おすすめの記事